雑学MAX!!!

ちょっとした知識をあなたに!

芥川龍之介名言


スポンサードリンク


芥川 龍之介(Akutagawa Ryunosuke)
生年月日:1892年3月1日
出身地:東京府東京市京橋区
職業:小説家
最終学歴:東京帝国大学英文科

  • 打ちおろすハンマーのリズムを聞け。あのリズムが在する限り、芸術は永遠に滅びないであろう。
  • あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。でもその母への愛ゆえに、自分の意志を曲げてはいけない。そうすることが後に、あなた方のお母さんを幸せにすることなのだから。
  • 古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは、いかに賭博の人生に酷似しているかを示すものである。
  • 自由は山巓の空気に似ている。どちらも弱い者には堪えることは出来ない。
  • われわれに武器を執らしめるものはいつも敵に対する恐怖である。しかもしばしば実在しない架空の敵に対する恐怖である。
  • どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。
  • 天才とは僅かに我々と、一歩を隔てたもののことである。
  • 強者は道徳を蹂躙するであろう。弱者はまた道徳に愛撫されるであろう。道徳の迫害を受けるものは常に強弱の中間者である。
  • 人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。
  • 幸福とは、幸福を問題にしない時をいう。
  • 我々の生活に必要な思想は、三千年前に尽きたかもしれない。我々は唯古い薪に、新しい炎を加えるだけであろう。
  • 阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
  • あらゆる神の属性中、最も神のために同情するのは神には自殺の出来ないことである。
  • 創作は常に冒険である。所詮は人力を尽した後、 天命にまかせるより仕方はない。
  • わたしは良心を持っていない。わたしの持っているのは神経ばかりである。
  • 好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。第一に、歓喜を語るに良い。第二に、不平を訴えるのに良い。第三に、いてもいなくても良い。
  • 文を作るのに欠くべからざるものは、何よりも創作的情熱である。
  • 正義は武器に似たものである。武器は金を出しさえすれば、敵にも味方にも買われるであろう。正義も理屈をつけさえすれば、敵にも味方にも買われるものである。
  • 我々人間の特色は、神の決して犯さない過失を犯すということである。
  • 道徳の与える恩恵は、時間と労力の節約である。道徳の与える損害は、完全なる良心の麻痺である。
  • 理想的兵卒はいやしくも上官の命令には服従しなければならぬ。絶対に服従することは絶対に批判を加えぬことである。すなわち理想的兵卒はまず理性を失わなければならぬ。
  • われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。
  • われわれ日本人の二千年来君に忠に親に孝だったと思うのは猿田彦命もコスメ・ティックをつけていたと思うのと同じことである。もうそろそろありのままの歴史的事実に徹して見ようではないか?
  • 危険思想とは常識を実行に移そうとする思想である。
  • 人間的な、余りに人間的なものは大抵は確かに動物的である。
  • 人間は時として、満たされるか満たされないかわからない欲望のために一生を捧げてしまう。その愚を笑う人は、つまるところ、人生に対する路傍の人に過ぎない。
  • 女は常に好人物を夫に持ちたがるものではない。しかし男は好人物を常に友だちに持ちたがるものである。
  • 我々の生活に必要な思想は三千年前に尽きたかもしれない。我々はただ古い薪に新しい炎を加えるだけであろう。
  • 恋愛はただ性欲の詩的表現をうけたものである。
  • 懐疑主義者もひとつの信念の上に、疑うことを疑わぬという信念の上に立つものである。
  • 芸術のための芸術は、一歩を転ずれば芸術遊戯説に墜ちる。人生のための芸術は、一歩を転ずれば芸術功利説に堕ちる。
  • 暴君を暴君と呼ぶことは危険だったのに違いない。が、今日は暴君以外に奴隷を奴隷と呼ぶこともやはりはなはだ危険である。
  • 女人は、我々男子にはまさに人生そのものである。即ち、諸悪の根源である。
  • 軍人の誇りとするものは、小児の玩具に似ている。なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう。
  • あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。でもその母への愛ゆえに、自分の意志を曲げてはいけない。
  • 「勤倹尚武」という成語ぐらい、無意味を極めているものはない。尚武は国際的奢侈である。現に列強は軍備のために大金を費やしているではないか?
  • 道徳は常に古着である。
  • 私は不幸にも知っている。時には嘘によるほか語られぬ真実もあることを。
  • 古人は神の前に懺悔した。今人は社会の前に懺悔している。
  • 自然を愛するのは、自然がわれわれを憎んだり、嫉妬しないためでもない事はない。
  • 人生は常に複雑である。複雑なる人生を簡単にするものは、暴力よりほかにあるはずはない。
  • 自然を愛するのは、自然がわれわれを憎んだり、嫉妬しないためでもない事はない。
  • 周囲は醜い。自己も醜い。そしてそれを目のあたりに見て生きるのは苦しい。
  • 忍従はロマンティックな卑屈である。
  • 矜誇、愛欲、疑惑、あらゆる罪は三千年来、この三者から発している。同時にまた、おそらくはあらゆる徳も。
  • あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。
  • 最も賢い生活は一時代の習慣を軽蔑しながら、しかも、その又習慣を少しも破らないように暮らすことである。
  • どうか英雄とならぬように、英雄の志を起さぬように、力のないわたしをお守りくださいまし。
  • 個人は神の前に懺悔した。今人は社会の前に懺悔している。
  • 世論はつねに私刑である。私刑はつねに娯楽である。
  • 人生の競技場に踏みとどまりたいと思ふものは、創痍を恐れずに闘はなければならぬ。
  • 河童の生活くらい莫迦げているものはありません。親子兄弟などというものは悉く互いに苦しみ合うことを唯一の楽しみにして暮らしているのです
  • 最も賢い処世術は、社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
  • キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである。